古き良き着物の品格

着物の格とその種類

外出着

男性の中には、外出着として着物を着ている人も少なくありません。最近ではインターネット通販サイトなどで気軽に着物が手に入るようになっているし、男性の着物は着るのがカンタンです。つまり意外と若い男性のほうが和服を持っていたり、和服買う習慣があったりするものなのですが、やはりそういったものを買うのはハードルが高いので、「まずどうすればいいんだろう」と悩んでしまう方も多いのです。しかし、男性の場合は深く考える必要はありません。まずは「夏物」と「冬物」があればどうにかなるので、インターネット通販サイトをチェックしつつ、気に入った柄のものを探してみましょう。

たとえば、男性の場合は「寝間着」用に浴衣が一枚あると、何かと重宝します。着るのは適当で構いませんし、毎日寝間着として浴衣を着ていれば普段着の和服にも慣れるようになってきます。外出着としての和服にもだんだんと慣れるようになってくるので、「普段着として着たいし、そのまま外出もしたいけど、ハードルが高くてなかなか手を出せない」という方は、まずは和服で寝る習慣をつけるようにしてみましょう。和服で寝るようにすると、和服への抵抗感が一気になくなるのでおすすめです。

また、和服を買う場合は冬物夏物を最低限二着そろえておけば何とかなります。冬に夏物を着たり、夏に冬物を着たりすると笑われてしまいますが、季節感さえ合っていればそこまでおかしな案配にはなりません。また、帯などは、ネット通販で買ったものをお店に持ち込み、その季節のものに合わせてお店の人に選んでもらうと上手くいくので、「自分一人で選ばない」、「人の意見を参考にする」ということを念頭におきつつ和服ライフを始めてみましょう。男性の場合はお店の人にアドバイスをもらいつつなるべく毎日着るようにすれば、必ず和服に慣れていきます。逆に、一ヶ月に一回しか着なかったり、二ヶ月に一回しか着なかったりすると何回着ても着方を忘れてしまうので、注意が必要です。

インターネットで着方を調べるのも重要ですが、洋服を着るのを覚えたときのように、まずは「毎日着る」ということが大事なので、しっかり着るようにしましょう。また、和服というのは着るだけで目立ちます。目立つために大学へ和服を着ていく人もいますし、そういったことを積極的にするようにすれば必ず、和服文化は広がっていくので、「恥ずかしいこと」とは捉えず、むしろ誇らしいことと考えて、積極的に和服を着るようにしましょう。

後染めの着物
■後染めの着物
後染めの着物は白生地、反物(織物)になってから染色するので後染めの着物に分類され、一般的にさわった感触、風合いからやわらかい着物、染めの着物とよばれます。

先染めの着物
■先染めの着物
先染めの着物は反物(織物)になる前、糸の段階で染色し反物(織物)にするので先染めの着物に分類され、一般的にさわった感触、風合いからかたい着物、織りの着物とよばれます。

芭蕉布
■芭蕉布
芭蕉布(ばしょうふ)は沖縄が産地の糸芭蕉で織られた織物のことで、麻とは違った感触で、とても涼しい盛夏の着尺地として用いられます。